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ガソリン満タン vs 半分給油 燃費はどちらがお得か計算してみた!

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こんばんは!こばです。

 

ガソリン給油時の満タン給油時のメリット・デメリットについてこちらで説明しましたが、今回は、具体的に満タンに給油するとどれだけ燃費が悪くなるのか計算してみました!

 

 

 

 

ガソリン満タン vs 半分給油 燃費シミュレーション

見積りは、軽自動車、普通自動車(エコカー)、SUVの代表者3パターンで計算してみようかと思います↓

 

【計算条件】

① 軽自動車:ダイハツ タント

② 普通自動車:トヨタ プリウス

③ SUV:スバル フォレスター

 

 

軽自動車:ダイハツ タント

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ダイハツタント(出典:ダイハツ工業)


ガソリンを給油すると車重量が増えて、燃費が悪化します。

 

車重量100 kg増加する毎に燃費は約3%悪化するので、ガソリン満タン時の重量増とガソリン半分給油時の重量増による燃費悪化量でどれだけ金額に差が出てくるのか計算してみました!

 

まず、ダイハツタントの場合、燃費カタログ値、及びガソリンタンク量は、

・燃費(カタログ値最大):28 km/L

・ガソリンタンク容量:30 L

 

よって、ガソリン満タン時と半分給油時の重量増加分は、ガソリン重量を0.75 kg/Lでとすると、

・ガソリン満タン時の重量増:30 L × 0.75 kg/L = 22.5 kg 増加

・ガソリン半分給油時の重量増:15 L × 0.75 kg/L = 11.25 kg 増加

 

100kgの車重量増で燃費が3%悪化するので、ガソリン満タン時と半分給油時の燃費悪化量を計算すると、

・ガソリン満タン時の燃費悪化量:22.5 kg / 100kg × 3% × 28 km/L =  0.19 km/L 悪化

・ガソリン半分給油時の燃費悪化量:11.25 kg / 100kg × 3% × 28 km/L =  0.09 km/L 悪化

 

燃費悪化量に対する給油1回あたりの走行距離悪化量は、

・ガソリン満タン時:0.19 km/L × 30 L =  5.67 km 悪化

・ガソリン半分給油時:0.09 km/L × 30 L =  2.84 km 悪化

・ガソリン満タン vs 半分給油 = 5.67 km - 2.84 km = 2.83 km

 

ガソリン満タンで走行するのと、ガソリン半分給油で走行するのとでは、給油1回あたりに2.83 kmの差がでることになります。これはガソリンの量に換算すると、2.83 km / 28 km/L = 0.10 L の差が出ることになります!

 

最近のガソリン価格は都心でレギュラー 130 円/Lとすると、金額の差は、

・金額差(ガソリン満タン vs 半分給油)= 130 円/L × 0.10 L = 13円/回

 

つまり、ガソリン1回給油あたり、13円の金額差が出てくるということになります。週に1回給油するとすると、月に4回、年間48回給油することになるので、

・毎月の金額差:13 円/回 × 4 回 = 52 円/月

・年間の金額差:13 円/回 × 48 回 = 624 円/月

 

以上をまとめると、

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表:ガソリン満タン vs 半分給油 燃費損失に対する毎月/年間 金額差

ダイハツタントの場合だと、常にガソリン満タンで走行している方は常にガソリン半分給油で走行している方に比べて年間で約630円程のガソリン代を損していることになるという見積り結果になります。

 

では、次に普通自動車のエコカーの場合だとどうなるのか計算してみましょう!
  

 

普通自動車:トヨタ プリウス

 

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トヨタプリウス(出典:トヨタ自動車)

 

ダイハツタントと同様の流れで計算してみると、結果は、

 

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表:ガソリン満タン vs 半分給油 燃費損失に対する毎月/年間 金額差

 

トヨタプリウスの場合だと、常にガソリン満タンで走行している方は常にガソリン半分給油で走行している方に比べて年間で約1298円程のガソリン代を損していることになるという見積り結果になります。

 

 

SUV:スバル フォレスター

 

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スバルフォレスター(出典:SUBARU)

 

ダイハツタントと同様の流れで計算してみると、結果は、

 

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表:ガソリン満タン vs 半分給油 燃費損失に対する毎月/年間 金額差

 

スバルフォレスターの場合だと、常にガソリン満タンで走行している方は常にガソリン半分給油で走行している方に比べて年間で約2786円程のガソリン代を損していることになるという見積り結果になります。

 

 

まとめ

どうでしょうか?

 

結果として、やはりガソリン満タンよりも半分給油の方が燃費が向上しガソリン代も節約できるという結果でした。軽自動車やエコカー等なでは年間でもわずか1000円前後の違いしかないですが、SUVなど燃費が低い車などでは年間でも約3000円前後の違いが出てきそうです。

 

年間3000円の違いを大きいと考えるか小さいと考えるか。 

 

但し、こちらで紹介しているガソリン満タンと半分給油時のメリット・デメリットでも説明している通り、ガソリン満タンであればガソリンスタンドまで行く時間や手間、ガソリン消費を抑えられますし、半分給油ばかりしていると、ガソリンタンクがサビやすく壊れやすくなるので、これらを考慮してトータルで考えると、ガソリン半分給油による燃費向上のメリットはそこまで大きくないのかなとも感じます。

 

ガソリン満タン vs 半分給油、皆さんはどちらがお好みですか?

 

どちらがお得か損か、私は満タン派かなぁ~。

 

 

こば