30代サラリーマンの"覚醒"記録

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ガソリン満タンって燃費が落ちる?満タンに入れないと燃料タンクが壊れやすくなる!?

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こんばんは!こばです。

 

皆さんはガソリンを給油する時、満タンで入れますか?半分ぐらい入れますか??

 

満タンだと車重量が重くなって燃費が悪くなるから半分派?安い時に出来るだけ多く入れておきたいから満タン派?

 

パーク24株式会社にて実施した2017年度アンケート調査の結果によると、ガソリンスタンドを利用する人の約7割以上がセルフ式を利用し、6割以上がガソリンを満タンで給油しているそうです。

 

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アンケート結果:ガソリンスタンドの利用はセルフ式 or 有人式 (出典:パーク24株式会社)

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アンケート結果:給油時の入れ方 (出典:パーク24株式会社)

 

最近特にガソリン代が高騰して高いので、私はいつも燃料タンクのぎりぎりまで攻めて満タンの満タンまで給油するようにしていますが、ふと、そもそもぎりぎりまで満タンにすることって車に影響ないのか?長い目で見たときは、逆に車に影響を与えてしまって買い換えや修理の時期を早めてしまったら逆に損??とちょっと気になったので、ガソリン満タン時の車へのメリットデメリットについて調査してみました!

 

 

 

 

ガソリン満タンのメリット

安い価格の時に多くのガソリンを蓄えることができる。

② 何度もガソリンを入れに行く時間の節約や手間を最小限にできる

③ 災害時などの万が一の緊急時の備えにもなる

④ ガソリンの燃焼効率が良くなり燃費が向上する

⑤ 燃料タンクのサビを抑制し壊れにくくできる。

 

 

安い価格の時に多くのガソリンを蓄えることができる

近年のガソリン高騰って意外と生活費を圧迫しますよね。それこそ毎日車通勤している方や週末に車で遠出をする方、車で旅行をする方にとっては痛手です。

ガソリンスタンドによっては、週末や祝日に特売日が設定されたり、イベント日だけ激安なんてこともあるので、そんな特売日にはできるだけ多く入れた方がお得です!

例えば、特売日が通常より5円/L安いとすると、満タンで40L入る車であれば、1回の給油で満タンにすると200円節約できます。

最近だと、都心でレギュラー価格が140円/Lだったりするので、この場合だと、200円節約 = 1.42L節約できることになります。

普通車の燃費が10km/Lとすると、14.2kmの走行距離を節約したことになります!

1回の給油で14.2kmを節約はかなりお得です。エコカーであれば20km/L、30km/L走れる車もあるので、28.4km、42.6km節約できることに。ちょっとしたことが意外とかなりお得です!

 

ガソリンを入れに行く時間の節約や手間を最小限にできる

満タンでなく、半分だけ給油する場合は、その分ガソリンがなくなるのも早いので、給油に行く回数も約2倍に。

半分だけ入れた方が、車の重量的にも軽くなり結果として燃費が向上する、とは言っても、マメに給油をするのも時間の浪費に繋がります。

特に自宅からガソリンスタンドが遠い人は、時間だけでなく行き来のガソリン燃料消費も抑えられるので、結果として満タンで給油した方が燃費を向上させることができる。重量を軽くして燃費向上できたとしても、給油への行き来でガソリンを使ってしまっては本末転倒。

満タンに入れた場合と半分だけ入れた場合とでどちらが本当にお得か、こちらで計算してみたので良かったら参考下さい!

 

災害時などの万が一の緊急時の備えにもなる

災害時、特に大地震の後などにガソリン給油で大行列。災害で大変な状況の中、何時間も並ばなければならないなんてことも多々・・・という報道も見たことがあります。

満タンで給油をしていれば、こういったリスクの回避に繋がるかもしれません。

 

ガソリンの燃焼効率が良くなり燃費が向上する

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自動車はガソリンをエンジンで燃焼し、その燃焼によって動力を作り出して走行します。

自動車のシステム上、自動車はエンジンに噴射したガソリンが余ると、燃料タンクに余ったガソリンを戻し再利用するというシステムが適用されています。
ガソリンがエンジンルームを通ると、エンジンから熱を吸収し熱くなった状態で燃料タンク内に戻り他のガソリンと混ざります。

その際、燃料タンク内のガソリンが少ないと、戻された熱いガソリンによって燃料タンク内のガソリンが十分冷やされずに温まった状態で再度エンジンに噴射される事になります。
ガソリンにはエンジンを冷却する役割もありますが、熱を持ったままのガソリンを噴射すると、エンジンを冷却することが出来ず、むしろ引火しやすい熱を持ったガソリンをエンジン内に噴射するので、点火プラグによる爆発ではなく、ガソリンが自着火してしまいノッキングという現象が発生してしまいます。
このノッキングという現象を制御する為のシステムが自動的に働いて点火させるタイミングを自動的にずらす為、その結果、エンジンとしての最大限の動力を発生させる燃焼ができず燃焼効率が悪くなります。これによって、燃費が悪化するということになってしまいます。

 

要は、ガソリンが燃料タンクにたくさん入っていれば、その分冷えたガソリンをエンジンで使えてエンジンにとってベストなガソリンが使えて燃費ロスを抑えられるということのようです。

 

燃料タンクのサビを抑制し壊れにくくできる

例えばいつも半分までガソリン給油している場合、ガソリンタンク内にはいつも空洞(空の空間)が作られてしまいます。

空洞ができると、そこには空気が存在することになり、空気中に含まれた水分が結露によりタンク内に付着することになったり、空気中の水分がガソリンに混ざる為、タンクの内壁がサビやすくなってしまうようです。

サビてしまうことで、ガソリンタンクにヒビが入ったり割れたり穴が開いてしまったりして、ガソリン漏れの原因になり燃料タンクの交換になる。その修理に10万以上もかかる、なんてことにもなるリスクがあります。

これではコツコツと燃費を考えて節約していたはずが大出費で逆に損となり兼ねないようです。

いつも満タンで給油をしていれば、いつも空洞となる空間を作らないので燃料タンクが錆びるのを防ぐことができる!というメリットが出てきて、長い目で見れば結果的に修理や交換を防ぐことができ、大きな節約になります!

 

 

ガソリン満タンのデメリット

ガソリンを入れた分だけ車重量が増加し燃費が悪くなる

ガソリンを入れた分だけ車重量が増加し燃費が悪くなる可能性があります。

一般財団法人省エネルギーセンターの試験結果には、「車重量100 kg増加する毎に燃費は約3%悪化する」とのことです。

では、ガソリン給油でどれだけの重量が増加するのか?計算してみました。

 

自動車用ガソリンの密度は0.72~0.76 [g/cm^3] なので、仮に40リットル給油した場合の最大重量を計算すると、約30kg増加することになります。つまり、子供1人分の重量が増加するということです。

100kg増加で燃費3%悪化なので、単純計算で30kg増加なら燃費1%悪化もない程度?

単純にこの計算が当てはまるとは限りませんが、1%悪化であれば、例えば燃費10km/Lの車で満タンが40Lとすると400km走行可能。その1%悪化なので、4km悪化。

1回の満タン給油で最大でも4km悪化するという推算になります。

実際には走行していけば、燃料は減っていき、車の重量は軽くなるので4kmも悪化しないのかなと思います。

 

メリット①の通り、特売日で満タンに入れると4km以上の節約が可能なので、何度もガソリンスタンドに行く時間や手間を考えると、ガソリン満タン時の車重量増による燃費悪化は、そこまで気にするまでもないのかなと思います。

 

 

まとめ

どうでしょうか?

 

メリット・デメリット色々ありますが、トータルで考えると、満タンに入れる方がメリットが多いように思います。

 

「燃費」という観点では、半分ずつなどこまめに給油するよりも、特売日に満タンで入れる、ことが最もお得!ということですね。

 

ガソリンの入れ方もですが、走り方やメンテナンスの仕方によっても「燃費」に大きく影響するので、せっかくなのでもっとお得になる方法を調査したいと思います!

 

こば